一般社団法人

諏訪市医師会

〒392-0027 長野県諏訪市湖岸通り5丁目12番5号
TEL:0266-52-0632 FAX:0266-52-0646

ホーム_家庭の健康メモ
TOPICS

【消化器科】

胃がんについて

2014.07.01

 胃がんは、長年、がん死亡数1位でしたが、食生活の変化や検診の普及によって徐々に減って、2012年は男性では肺がんについで第2位、女性では大腸、肺がんについで第3位でした。危険因子はヘリコバクター・ピロリという細菌感染による炎症から、萎縮性胃炎をもたらすためと考えられています。

 症状は、早期ではほとんど無く、進行すると痛み、腹部膨満、食欲不振、体重減少などを認めますが、いずれも胃がんに特異的なものはありません。診断は、胃透視検査(X線)と、内視鏡検査です。病変を見つけた場合は、組織をつまみ(生検)、顕微鏡で最終診断します。 遠隔転移やリンパ節転移をみるためCT検査なども行います。治療は、早期なら内視鏡や、お腹に小さな穴をあけて行う腹腔鏡による手術が可能です。進行がんに対しては、慎重に適応を決定します。さらに、進行度や手術結果に応じて化学療法(抗がん剤)も併用します。

 やはり大事なのは、ピロリ菌の除菌と、早期発見です。最近では苦しみの少ない経鼻内視鏡も普及してきました。年に一度は胃の検診を受けるようにしましょう。K.Y.

家庭の健康メモ 一覧に戻る
  • 所属医療機関
  • 諏訪市医師会について
  • 准看護学院
  • 癒報告書・意見書のダウンロード
  • 一般社団法人諏訪市医師会

    〒392-0027 長野県諏訪市湖岸通り5丁目12番5号
    TEL:0266-52-0632 FAX:0266-52-0646

    Copyright
    SUWASHI-ISHIKAI
    All Rights Reserved.

    一般社団法人

    諏訪市医師会

    〒392-0027 長野県諏訪市湖岸通り5丁目12番5号
    TEL:0266-52-0632 FAX:0266-52-0646

    ホーム_家庭の健康メモ
    TOPICS

    【消化器科】

    胃がんについて

    2014.07.01

     胃がんは、長年、がん死亡数1位でしたが、食生活の変化や検診の普及によって徐々に減って、2012年は男性では肺がんについで第2位、女性では大腸、肺がんについで第3位でした。危険因子はヘリコバクター・ピロリという細菌感染による炎症から、萎縮性胃炎をもたらすためと考えられています。

     症状は、早期ではほとんど無く、進行すると痛み、腹部膨満、食欲不振、体重減少などを認めますが、いずれも胃がんに特異的なものはありません。診断は、胃透視検査(X線)と、内視鏡検査です。病変を見つけた場合は、組織をつまみ(生検)、顕微鏡で最終診断します。 遠隔転移やリンパ節転移をみるためCT検査なども行います。治療は、早期なら内視鏡や、お腹に小さな穴をあけて行う腹腔鏡による手術が可能です。進行がんに対しては、慎重に適応を決定します。さらに、進行度や手術結果に応じて化学療法(抗がん剤)も併用します。

     やはり大事なのは、ピロリ菌の除菌と、早期発見です。最近では苦しみの少ない経鼻内視鏡も普及してきました。年に一度は胃の検診を受けるようにしましょう。K.Y.

    家庭の健康メモ 一覧に戻る
    一般社団法人諏訪市医師会

    〒392-0027 長野県諏訪市湖岸通り5丁目12番5号
    TEL:0266-52-0632 FAX:0266-52-0646

    Copyright
    SUWASHI-ISHIKAI
    All Rights Reserved.

    一般社団法人

    諏訪市医師会

    〒392-0027 長野県諏訪市湖岸通り5丁目12番5号
    TEL:0266-52-0632 FAX:0266-52-0646

    ホーム_家庭の健康メモ
    TOPICS

    【消化器科】

    胃がんについて

    2014.07.01

     胃がんは、長年、がん死亡数1位でしたが、食生活の変化や検診の普及によって徐々に減って、2012年は男性では肺がんについで第2位、女性では大腸、肺がんについで第3位でした。危険因子はヘリコバクター・ピロリという細菌感染による炎症から、萎縮性胃炎をもたらすためと考えられています。

     症状は、早期ではほとんど無く、進行すると痛み、腹部膨満、食欲不振、体重減少などを認めますが、いずれも胃がんに特異的なものはありません。診断は、胃透視検査(X線)と、内視鏡検査です。病変を見つけた場合は、組織をつまみ(生検)、顕微鏡で最終診断します。 遠隔転移やリンパ節転移をみるためCT検査なども行います。治療は、早期なら内視鏡や、お腹に小さな穴をあけて行う腹腔鏡による手術が可能です。進行がんに対しては、慎重に適応を決定します。さらに、進行度や手術結果に応じて化学療法(抗がん剤)も併用します。

     やはり大事なのは、ピロリ菌の除菌と、早期発見です。最近では苦しみの少ない経鼻内視鏡も普及してきました。年に一度は胃の検診を受けるようにしましょう。K.Y.

    家庭の健康メモ 一覧に戻る
  • 所属医療機関
  • 諏訪市医師会について
  • 准看護学院
  • 癒報告書・意見書のダウンロード
  • 一般社団法人諏訪市医師会

    〒392-0027 長野県諏訪市湖岸通り5丁目12番5号
    TEL:0266-52-0632 FAX:0266-52-0646

    Copyright SUWASHI-ISHIKAI All Rights Reserved.

    一般社団法人

    諏訪市医師会

    memo

    【消化器科】2014.07.01

    胃がんについて

     胃がんは、長年、がん死亡数1位でしたが、食生活の変化や検診の普及によって徐々に減って、2012年は男性では肺がんについで第2位、女性では大腸、肺がんについで第3位でした。危険因子はヘリコバクター・ピロリという細菌感染による炎症から、萎縮性胃炎をもたらすためと考えられています。

     症状は、早期ではほとんど無く、進行すると痛み、腹部膨満、食欲不振、体重減少などを認めますが、いずれも胃がんに特異的なものはありません。診断は、胃透視検査(X線)と、内視鏡検査です。病変を見つけた場合は、組織をつまみ(生検)、顕微鏡で最終診断します。 遠隔転移やリンパ節転移をみるためCT検査なども行います。治療は、早期なら内視鏡や、お腹に小さな穴をあけて行う腹腔鏡による手術が可能です。進行がんに対しては、慎重に適応を決定します。さらに、進行度や手術結果に応じて化学療法(抗がん剤)も併用します。

     やはり大事なのは、ピロリ菌の除菌と、早期発見です。最近では苦しみの少ない経鼻内視鏡も普及してきました。年に一度は胃の検診を受けるようにしましょう。K.Y.